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『埼玉いえ・まち再生会議』の活動報告をしてきました。 場所は水道橋の住宅金融支援機構(元:住宅金融公庫)のスマイルホール 日時は2月14日で、参加者は250名です。 ![]() 持続可能な社会に向け、国の住宅政策は”超寿命住宅(200年住宅)”です。 住宅を200年維持していく為には、人々の意識改革や技術開発の他に、それを支える 仕組みが必要です。 ![]() ![]() 国は其の仕組みを「住まいの長寿命化リフォーム」と位置づけています。 『埼玉いえ・まち再生会議』は、高齢者の住まい管理を主軸とし、超寿命住宅に 家づくりの各業種が協働して取り組んでいます。 埼玉・木の家・つくり人:小山
今年の冬は大変寒く、北国では大雪で大変お気の毒です。 さいたま市の塩澤様は、太陽熱ソーラーの家を上手に工夫しております。 ![]() 塩澤邸の2月2日の朝7時は、外気温度-3度、室温は13度、同じさいたま市の私の家(ソーラーなし)は同じ時刻に室温が6.2度です。太陽熱ソーラーの効果がはっきりしています。 ![]() ![]() 塩澤邸ではこの冬、今までの石油ストーブとペレットストーブの併用をいたしました。これからのエネルギーの状況を考慮しての判断です。 ペレットストーブは7万円ほどの安価で管理しやすいものとし、燃料はバークペレット(木の皮や間伐材で作る)よりカロリーが高いホワイトペレット(木部で作る)を使用しています。 ![]() ![]() バークペレット ホワイトペレット 塩澤さんの太陽熱ソーラーの最大の工夫は、空気のリターン口を利用した「埃の除去」です。月に1回のフィルターの交換で、埃のない清潔な室内空気になっています。 ![]() その他、畳の下の板に穴を開け、毎日屋根から循環する暖かくて乾燥した空気を畳に当てています。畳をビニールで覆うと下から、ほのかに空気が上がっているのが分かります。 ![]() ![]() 床下の暖かな空気は、押入れの床からも噴出し、布団を乾燥します。 夏場は床下には太陽熱の空気は循環せず、床下は外気より冷たくなっています。其の空気を室内にとりれて、どんな効果があるか試してみました。工事費は材料と一緒で3万円でした。 ![]() ![]() 今、太陽光発電が脚光を浴びています。当社は、太陽熱ソーラーを推奨いたします。太陽熱の方が太陽光の利用より、安価な費用で、いろいろ面白い工夫が出来、エレルギー効率も良いからです。 埼玉・木の家・つくり人:小山
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 私のブログは「長寿命化リフォームのシンポジウム」への出席から始めさせていただきます。 同シンポジウムが大阪、福岡、仙台、東京で行われます。その内の大阪と東京で「埼玉いえ・まち再生会議の活動報告」をさせて戴くことになりました。 ![]() 一般の”リフォーム”は「貴方の家をどうしますか?」と言うことであれば”長寿命化リフォーム”は「この家をどうしますか?」と言うことだと思います。 持続可能な社会の住まいは、200年以上の耐久性が望まれています。それは、技術的には可能なのですが、住まいを見守っていく仕組みが大切です。 『埼玉いえ・まち再生会議』は、其の仕組みづくりに取り組んでまいります。 皆様のご支援をお願い申し上げます。 埼玉・木の家・つくり人:小山
私の長年の友人の田中重幸君は、プロのカメラマンです。私と同じ65歳ですが、今でも各方面から仕事の依頼が耐えません。 彼が、私の「秋の旅行」の写真を見て、“プロの業”を見せてくれました。 ![]() 上の写真は、九州高千穂の国見が岡からの雲海と日の出の私の写した原本です。 下は、田中氏による第一段階と第二段階の修正です。 ![]() ![]() 「写真は当然自然のままがいいのだけれども、其の目的によってデジタル写真は調整できます。」と彼は言います。 第三段階になると、まさしく別物です。 ![]() 今年は、東日本大震災に象徴される暗い年でしたが、来年はこの写真のように明るい年を迎えたいものです。それは、私たちの力で創り出すものなのかもしれません。 お体をご自愛いただき、良い年をお迎えください。 埼玉・木の家・つくり人:小山
『埼玉いえ・まち再生会議』は一般社団法人です。 ①「高齢者の住まいの管理」を皆でしましょう。 ②高齢者には「養老院という住み方」しかないのだろうか。 ③増えてきた「空き家の対策」を考えましょう。 ④一つの敷地が分割され、狭い敷地の3階建て住宅が増えています。 ⑤「長期優良住宅」を住み続けていく仕組みは何だろうか。 こんなことを市民や行政、設計、工務、不動産、職人、環境関係者などが3年間考えてまいりました。 ![]() まず第一に「高齢者の住まいの管理」から活動を開始しました。 お住まいのお悩みを相談する確かなお相手の居ない高齢者に、 1回の相談を500円でお受けする仕組みを作りました。6回の相談チケットは5年間有効です。 ![]() ![]() サッシの鍵やフェンスの交換で、防犯性を高めたり ![]() ![]() 白蟻の食害や雨樋のつまりなどのお悩み事の解消や ![]() ![]() かたい玄関の扉や雪見障子の上下の不良など、 当会が技術、人格共に保障する職人が直接工事を行います。工事代金も実費ですからお得です。 ![]() 住まいを住み替える家は、改装し若い世代に貸したり売却のお手伝いもいたします。 『埼玉いえ・まち再生会議』の活動は始まったばかりですが、地域の住まいと街並みの再生に取り組んでまいります。 私、小山は当会の議長を仰せつかっています。 埼玉・木の家・つくり人:小山、
秋の九州旅行に行ってまいりました。 10月17日、熊本空港からレンタカーで高千穂温泉、湯布院経由の大分空港までの2泊3日の旅です。 ![]() ![]() 最初の訪問は熊本城、今まで見てきたお城の中で一番石垣等、古のお城はかくありなん!と思わせる城で見ごたえが有りました。 二期作の稲が実る稲田の中にせり上がる通潤橋は予想を超えた迫力です。 ![]() ![]() 高千穂峡の岩肌は鋭く削られ、絶壁の上には秋が来ていました。高千穂温泉の「四季見」でくつろいだ後見た、高千穂神社の夜神楽は、なんともこっけいで愉快でした。 ![]() ![]() 宿の女将が「明日は快晴、雲海が期待できますよ」とのことで早朝5:30に宿を出て国見が丘に向かいました。夜明けの町の灯や車のライトが、山から下ってくる雲にすべて覆われてしまいました。 ![]() 6:30、山の中腹から遅い朝日が出てきた時は思わず息を呑みました。 ![]() ![]() 阿蘇山は、白いススキの原に荒々しくその雄姿を見せ、噴火口は生きていました。 「草千里覆い尽くせぬ春霞」母の30年ほど前に当地で詠んだ俳句です。大変懐かしさを覚えました。 ![]() ![]() 九州は神話の国です。それを今回の旅で実感いたしました。羅漢寺も青の洞門も ![]() ![]() 臼杵の石仏も、みんな神や仏が創り出したものです。その中で里山の秋は、静かに冬へと向かっていました。 今回の九州の旅は大変内容の濃い旅となりました。 埼玉・木の家・つくり人:小山
今年の6月、信州白馬村の民家を訪ねて3ヶ月、秋の白馬村を訪ねました。(9月7日) ![]() ![]() 春の田植と、稲穂の実った秋の民家です。 前の畑で老婆が草取り「この家が萱葺きのころは写真取に大勢来たよ!」 稲刈りは、今月の下旬に行うそうです。 ![]() 白馬村野平地区の棚田も稲穂がたれ、山の北側の青鬼地区(重要伝統的建築物群保存地区)も実りの中に静かな集落があります。 ![]() ![]() 浦和から3時間程度で行かれます。皆様も「日本の故郷」を尋ねてはいかがですか。 埼玉・木の家・つくり人:小山
本年も、山形市の山形大学で行われた「家教連」夏季研修会に参加しました。 「家教連」は家庭科教育に携わる全国の先生方の連合会で、5年ほど前から私も会員にさせていただいており、住教育に住宅人として何かのお役に立てればと願っております。 ![]() 山形大学の花笠音頭同好会の学生さんが、全国から来た先生方を歓迎してくれました。 研修会は7月30・31日の二日間、真剣な討議が行われました。 31日の午前中だけ、電車で15分ほどの立石寺に行ってまいりました。 ![]() ![]() 立石寺は山寺とも言われ、松尾芭蕉が奥の細道で「閑さや岩にしみ入る蝉の声」と詠んだ寺として有名です。 3年ほど前から俳句を習い始めた私には是非行って見たいところでした。 『山寺に影おとし行く夏の雲』泉一九(私の俳号) ![]() ![]() 登山道から一番上の奥の院を目指します。途中「力がつくよ!」という名物のコンニャクを食べ、急で長い階段を上り始めます。 10分ほどたち、疲れを感じたころ、そこに憧れの芭蕉の石碑と蝉塚がありました。 思わず「俳句が上達しますように!」と手を合わせました。 『蝉塚を拝する背にそ蝉の声』泉一九 ![]() 更に急坂を20分ほど登ると、そこが奥の院です。 65歳の体はガクガクですが、心は、憧れの立石寺に来られた満足感でとても爽やかです。 ![]() ![]() 本年、『住いの形』という本を出そうと出版会社と交渉中です。家庭科教育に携わる先生方に少しでもご参考になればと願っております。 埼玉・木の家・つくり人:小山
東日本大震災を契機に、我が家の耐震改修を考えました。 私の耐震改修の基本的考えは「人に害を与えない」ことです。その点で、築27年の我が家で一番心配なことは浴室の柱や土台の腐食です。 ![]() ![]() 7月2日、既存の浴室を解体しました。タイルも浴槽も壊れておらず、ちょっともったいない気もしましたが。 ![]() なんと!我が家の浴室は、隠れた部分のすべてが健在!!ラス下の板まで27年前のものとは思えません。 ![]() ![]() 柱や土台はどこも腐っておらず、入り口ドアの下だけが、腐っているだけでした。 やっぱりもったいなかった。と思うと同時に、我が社の職人さんたちに感謝の気持ちがこみ上げてきました。 ![]() ![]() 腐っている土台と柱の一部を交換し、合板を下地貼りし耐震性を強化しました。 ![]() ![]() 最近の浴室の壁の防水は格段に進歩しています。「これなら絶対に水は入らない」と確信が持てます。加えて職人暦45年のタイル屋さんが入念にタイルを貼ってくれました。 ![]() 7月13日、妻の誕生日に浴室工事は完了しました。「下窓からの風が涼しくて気持ちが良い!」と喜ぶ妻。やっぱりやって良かったと思い、同時に暑さの中で、工事に取り組んでいただいた我が社の職人各位に感謝しながら、私も一風呂浴びました。 埼玉・木の家・つくり人:小山
四半世紀の恋人とやっと初対面できました。 恋人は信州白馬村野平地区(のへい)に、ひっそりと建っておりました。(2011.6.9) ![]() 私がその恋人(萱葺き民家)を見たのは、30年前に発行された「民家百選」の写真集です。残雪の北アルプスを背景に、早苗田を敷物の様に、厳かに佇むその姿に一目ぼれしてしまいました。(1981以前の姿) ![]() 「住まいの教科書」という本を出版するにあたって、どうしても会いたくて、植田の季節の6月8日に信州を訪ねました。 ![]() ![]() 白馬村観光協会や地域の住民の方々に写真をお見せしながらやっとの思いで探し当てた彼女は、萱葺きではありませんが、その美しさは失っておらず、古老の書家のお住まいになっていました。 ![]() ![]() 窓からアルプスの山並みや棚田が見え、ご近所には今でも萱葺きの家があり、自然に抱かれた環境の中、静かに佇んでいます。 ![]() 彼女に会う前に、観光協会が「ここにあるでしょう」と紹介された白馬村青鬼地区も、民家集落の風情を残した素敵な地域でした。 ![]() ![]() 歳月の経過とともに、民家の姿はどんどん変わっていきます。失って始めてその存在の大切さが分かるものです。 同時に、私たちの“住まいの形”を、もう少し丁寧に考えてもいいのではないかと思います。 埼玉・木の家・つくり人:小山
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